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続・遠野むかしばなし

−鈴木サツ昔話集

続・遠野むかしばなし
遠野の民話の語り部として知られた岩手県遠野市の鈴木サツ(故人)さんの語った昔話集続編である。新たに50話を足し合わせて100選となった。本書も前作同様語りの表記を工夫することで、サツさんの語り口調が極力再現できるよう努めている。
●1,257円(税込)
●四六判、192頁
●90年11月第1刷、10年2月第12刷
●熊谷印刷出版部
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内容

前作に続き1990年初版刊行から12年間版を重ねたロングセラーである本著。その語り部である岩手県遠野市の鈴木サツさんは、1911年(明治四十四年)上閉伊郡綾織村長岡(現遠野市綾織町)で、農業を営む菊地力松、サノの長女として生まれる。
幼いときから父親力松さんから昔話を聞いて育ち、三十二歳に資格を取って開業した床屋で子供たちに昔話を聞かせることもあった。「遠野むかしばなし」の語り部としての本格的な活動は1970年(昭和四十五年)ごろからである。以来、各地から招かれるようになる。1984年「第2回NHK東北ふるさと賞」受賞。
1996年亡くなるまで生涯遠野むかしばなしの継承の第一人者として活躍した。


目次

■鈴木サツ「遠野むかしばなし50話」
1、『笛吹峠』/2、『遠野三山』/3、『鳶(とんび)の染屋』/4、『母也明神』/5、『郭公(かっこう)と時鳥(ほととぎす)』/6、『頭の大きな男』/7、『本成りひょうたん』/8、『蛇と茅(つがや)と蕨』/9、『赤子の腕』/10、『馬鹿聟(ばがむこ)』/11、『ナミナミの屁っぴり爺様』/12、『屁っぴり嫁ゴ』/13、『ウントゴ』/14、『万の蔵より子は宝』/15、『豆ッコ話』/16、『蜂聟(はづむご)』/17、『まじめな若者』/18、『狸の話』/19、『セヤミ』/20、『狐と仲良くなった話』/21、『蛙と馬喰(ばくろう)の上方見物』/22、『ボホボホ』/23、『ウソトギ』/24、『鴨の尾っペのとれた話』/25、『魚女房』/26、『お菊の水』/27、『お仙が淵』/28、『黄金の壷』/29、『鼻の無い男と髪の無い女』/30、『猿と蟹の餅つき』/31、『猿の嫁ゴ』/32、『蛇の嫁ゴ』/33、『蛇の息子』/34、『臆病な男』/35、『質草のフクベ』/36、『一目千両』/37、『棟上げと泣きタガ』/38、『馬と猫と犬と鶏』/39、『オット鳥』/40、『馬追い鳥』/41、『狐と田螺(つぶ)の参宮』/42、『狐と郵便屋さん』/43、『扇屋おつる』/44、『良弁杉』/45、『オつけ言葉』/46、『扇の歌』/47、『鼠の相撲』/48、『馬鹿息子』/49、『猫の嫁ゴ』/50、『天人子』

■鈴木サツ小伝

■語りの記録

■あとがき